ここのところフードトラックを追いかける機会があまりなかったのですが、このトラックは、少し前にフードフェスティバルの広告で目にしてから気になっていました。
OMING'S KITCHEN - フィリピン料理のトラックです。
(ちなみに私はアジア系フードには目がありません。)
OMING'S KITCHENで作られるフードはいたってシンプル。
「SINUGBA(シヌッバ)」と「LUMPIA(ルンピア)」の2種類です。
どちらもフィリピンの定番家庭料理でありストリートフードなんだそう。
SINUGBAというのはBBQ。マリネした肉を炭火で焼いたもので、こちらではポークベリー(豚の三枚肉)とチキンの二種類があります。
マリネに使うフィリピンスタイルのBBQソースは、醤油ベースでたくさん入ったガーリックがポイントで、これに24時間漬けてからじっくりと焼かれます。
甘辛いソースの絡まったお肉は、香ばしくてなんだかとても懐かしい味。
LUMPIAはフィリピンスタイルの揚げ春巻き。
ひき肉と野菜のフィリングが薄い皮で包まれたLUMPIAは、中華料理やベトナム料理の春巻きに比べて細くて小さいのが特徴。
指でつまんで食べるのにちょうどいい大きさで、まさにフィンガーフードという感じです。
からっと揚がったLUMPIAに甘いチリソースをつけて食べれば、サクッと軽い食感でいくつでも食べられそうです。
ここではSINUGBA, LUMPIAをコンボにしたライスボールがおススメ。
この日はポークベリーとハーフサイズの春巻きのコンボをいただきました。ライスがほとんど見えないくらいびっしりとお肉が乗っていましたよ!
オーナーのOmingさんは、フィリピン・ネグロス島のドゥマゲッティ出身で、かの地ではストリートマーケットに行けば必ずこのBBQがいい匂いをさせていたのだとか。その思い出が彼女にこのフードトラックを始めさせるひとつのきっかけになったようです。
(大学卒業後6カ月たっても仕事がみつからず、考えた末にこのフードトラックのビジネスを始めたのだそうです。)
何はともあれ、香ばしくて懐かしいポークベリーの味が忘れられないので、しばらくこのトラックを追っかけてしまいそうです。
Top Notch BBQ
サウスウェスト・カウボーイスタイルBBQ。
ソースがどっぷりとからまったタイプではなくて、
スパイスを刷り込んでグリルで焼いたタイプのお肉が売り物です。
このトラックで、引っ張ってくるトレーラーがお店。
味も素っ気もない真っ白なトレーラーなんだけど、
お肉の味は一品だと思うよ。
メニューは1番高いRib Dinner(もちろんランチでもOK)が$12
多分お肉を一心に焼いているであろうと思われるお兄さんは、ちょっとコワモテだったけど、
オーダーを取ってくれるお姉さんは予想に反して優しかったので、ほっとしました。
こちらは、初めてこのトラックと出合った時に直感で選んだ"Rib Dinner"。
ポークリブ(骨付き)のBBQ4本とサイド2品+テキサストースト。
お肉はふっくらとジューシーで、こういうの久しぶり。
サイドはポテトサラダ・ベイクドビーンズ・グリーンビーンズ の中から2種類選べて、
私のチョイスはポテトサラダとグリーンビーンズ。
どちらも、きちんと丁寧に作ってあるのがわかるおいしさでちょっと感激。
(大げさっぽいんですが、こういう「きちんと作った一品」っていうのに出会うのが
ここラスベガスでははなかなか難しいなと思ってます。)
テキサストースト、焼きたてなので、さくっ・ぱりっ でおいしかった!
ちなみにテキサストーストっていうのは、厚めにスライスしてある食パンで、
バターやガーリックバターを塗ってトーストしたものなんだとか。
今までラスベガスのレストランで食べたリブBBQとは完全に一線を画す、
素晴らしいBBQだった!ということで締めくくりたい♪
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