毎週金曜日に行なわれているダウンタウンのファーマーズマーケット(Downtown 3rd Farmers Market)には、週ごとに入れ替わりでいろいろなフードトラックがやって来ます。
この日は、 Grouchy John’s Coffeeのトラックと並んで、これまでなかなか出会えなかったGreat Baoのトラックがお店を開いていました。
花を飾っているトラックって初めてみたような気がします。しかも、トラックの色に溶け込むようなが飾り方で素敵。
BAOというのは、中華風(台湾風?)蒸しパンって言えばいいのかな、いろいろな具を
はさんで食べる、あれです。
今日のBAOメニューはポークベリー(豚バラ)、ローストダック、豆腐&マッシュルームの3種類。
(日によっては、チキンやビーフもあるそうです。)
あとは、タイ風セビーチェ、チキン串焼き。
食べてみたかった、ポークベリーBAO。
ふわふわのパンの間には、トロトロの豚の三枚肉、その上にからし菜漬け(高菜?)と
砕いたピーナッツが乗って、ホイシンソース(海鮮醤)がかかってはさまれています。
沖縄料理のラフテーとか、「豚の三枚肉」には目がない私。
このお肉も、ひとくち噛んだとたんにお肉のうまみがじわーっと出てきて、
このお肉だけを食べたら、多分少し油っぽいだろうと思いますが、
パンがうまい具合に油を吸ってくれるので、いい感じにおいしくなるような気がしました。
あまりきれいな写真が取れなかったので、ウェブサイトのBAOの画像を載せておきますね。
これだと、おいしそうな感じが伝わるかなー。
一緒に買ってみたのは、「チキン串焼き」。
メニューは「チキンのテリヤキ串」って書かれていたので、
串焼きしたテリヤキチキンかと思ったのですが、これはまさしく "つくね" でした。
香辛料がアクセントになっているこのつくね、
ズッキーニと一緒にグリルされていて、なかなか好みの味でした。
このGreat BaoのシェフSheridan Su 氏はもともとストリップのホテルのJoel Robuchon(MGM), Comme Ca(Cosmopolitan), Wazuzu (Wynn/Encore)やSocial House(t.i.) などのレストランで仕事をしてきたそうで、
昨年、一念発起でご自身のコンフォートフードである、チャイニーズのお店(トラック)を始めたのだとか。
トラックには、チャイニーズとメキシカンのホットソースに並んで、招き猫。
商売繁盛しますように!
最近は、こういったアジアなトラックも少しづつ増えてきているようで、まだまだ追いかける楽しみがつきません。
コロンとした小さなバンズ(パン)が売りもののTasty Bunz。
ここのバンズはいわゆる「パン」とは違い、でも中華まんなどの生地でもなく、
もっちりしているけどポンデケージョとも違うちょっと新しい食感で、
外側がかりっと焼き上げられています。
中身は「マッシュルーム入りマカロニ&チーズ」や「ハラペーニョ&チーズ&パンチェッタ」とか、
「クリーミーベーコン&チキン」など、一工夫されたものばかり。
さらにバンズ自体もプレーンなものだけでなく、中身にあわせてチーズやハーブが練りこんであった
り、マッシュルームの香りがつけられていたりと、今までにないレシピなんですね。
写真入りのメニューは数種類。
ラインナップは、人気の具合とか見ながら常に変わっているみたいです。
バンズ以外にも、ホットドッグや、フレンチフライ、そしてデザートまで揃っているのも
人気の秘密かも。
グリーンオニオンの練りこまれたバンズ。この日の中身は確かポーク。
普通においしかったです。
プレーンなバンズに入った、チキンフィリング。
ご覧の通り中身少な目だったものの、味はよかった。
この日はランチ用にデザートつきで揃えてみました。
形が崩れてしまっていますが、一番上が"Bacon Dawg",ベーコンビッツの入りのホットドッグで
オニオン、ガーリック、チーズのトッピング。
ボリュームたっぷりでおいしいんだけど、ガーリックも結構たっぷりだしかなりしょっぱかったかな。
ホットドッグの下にちょこんと見えているバンズの中身はビーフカレー。
パン生地にはバジルとライムの風味が練りこまれていました。
一番下はデザート。
"Sticky NaNas", バナナを餃子の皮ではさんで揚げたものに、
チョコレートとミルククリーム(コンデンスミルクかな)がかかっていて、
仕上げはパウダーシュガー。甘っ。でも、止まらない。(笑)
こちらのトラック、平日は{Indoor Skydiving}にいることが多いようです。